あれよあれよという間に第4期が終了した。
相変わらずの超零細企業で、目標売上にあと一歩及ばず、再び赤字となる。前期は役員報酬を大幅にアップしたので(とは言っても、給与所得者の平均年収には全く満たない。。。)、それが赤字の原因ではある。
とは言っても、ご依頼をいただいたお客様各位には感謝感激雨あられで、平身低頭謝辞を申し述べる所存でありまする。
さてさて、今年も法人税の確定申告を行ったので、備忘録としてまとめておく。
過去3期分のお話はこちらを参照。
会社の状況
売上: サラリーマンの平均年収には及ばず
経常利益: 赤字
事業年度: 4月末で第4期終了
事業形態: ひとり会社、事務所は社長の自宅の小部屋、パソコンでちょこちょこやる仕事
役員報酬を吊り上げたので、人件費が増してちょっと赤字。吊り上げたといっても皆さんの給料よりははるかに少ないはず。でも、少しは生活できるくらいには頂けた。
使ったツール
会計ソフト: フリーウェイ経理Lite(無料版)
税務ソフト: 全力法人税(有料版)
申告ソフト: 法人税→ e-Tax(インストール版)、法人県民税と法人市民税→eLTAX(PCdesk)
何を血迷ったか、商売道具のパソコンを買い替えたので(これは前期ではなく、今期の決済で)、ソフトは全てインストールしなおした。
1.決算書の作成
これは、フリーウェイ経理Liteで行う。毎月の記帳を怠らなければ、決算処理も容易いが、金額は全てチェックして間違いがないか確認しておく。
※e-Tax用の財務諸表出力は、別にインストールしなければならない。PCを変えたため、出力ボタンがなかったので少し慌てた。
2.法人税申告書の作成と提出と納税
全力法人税
昨年に引き続き全力法人税で申告書類を作成する。今年もきちんとお支払いし、PDF出力とe-Tax用データ出力をする。
e-Tax
全力法人税から出力されたデータを読めばOK。
作成した帳票類
今回作成した書類は以下。財務諸表以外は、全力法人税から出力されたものを使う。財務諸表は、フリーウェイ経理から出力できる。
■申告書
- 別表1 普通法人等の申告書
- 別表1次葉 普通法人等の申告書
- 別表2 同族会社等の判定に関する明細書
- 別表4(簡易様式) 所得の金額の計算に関する明細書
- 別表5(1) 利益積立金額及び資本金等の額の計算に関する明細書
- 別表5(2) 租税公課の納付状況等に関する明細書
- 別表7(1) 欠損金又は災害損失金の損金算入に関する明細書
- 法人事業概況説明書
※創立費は先期すべて償却したので、もうない。
■財務諸表
- 貸借対照表
- 損益計算書
- 株主資本等変動計算書
- 個別注記表
※これらはフリーウェイ経理から出力できて、e-Taxに取り込める。個別注記表だけ出ないので、手打ちで昨年と同じように作成。
■勘定科目内訳書
- 預貯金等の内訳書
- 売掛金(未収入金)の内訳書
- 買掛金(未払金・未払費用)の内訳書
- 仮受金(前受金・預り金)の内訳書
- 借入金及び支払利子の内訳書
- 役員給与等の内訳書
取り込んだものは確認して問題なければ電子署名してe-Taxから送信。赤字なので、残念ながら法人税はお納めすることができない。誠に遺憾である。
3.法人住民税申告書の作成と提出と納税
eLTAX
法人税の県、市への地方税はeLTAXのPCdeskで作成する。
PCdeskを起動するときに「MCZ013Iファイルの差分比較が失敗しました」のエラー。しかたがないので、再度インストールしなおす。
このデータも、全力法人税から出力できるので、それを取り込んで作成。
いつも迷うが、
メインメニュ>申告に関する手続き>申告データの照会・編集>取り込み
で、取り込める。なぜ、「申告書の作成」からではないのだろう?
作成した帳票類
- 第6号様式 道府県民税・事業税・地方法人特別税の確定申告書
- 第6号様式別表9 欠損金額等の控除明細書
- 第20号様式 市町村民税の確定申告書
こちらも、電子署名して送信。eLTAXからインターネットバンキングで納付できるので、お納めする。県市民税は、ありがたいことに、赤字でも7万円もお納めできるという、すばらしい税金である。
まとめ
前期は、少し売上目標に届かず、赤字に転落。
今期は、何とか黒字となるよう頑張ります。もうすでに、パソコンを新調するのに、予算を使い果たしておりますし、役員報酬も据え置きでいくので、マイナスからのスタートであります。