すっかり不眠症が治ってしまった話

看板に偽りありとは、まさにこのこと。

本ブログのタイトルになっている不眠症社長なのであるが、このところすっかり不眠症は治ってしまった。

私の場合、不眠の原因はストレス(特に仕事や対人関係による)なので、一人会社を経営し、雇われもせず、人と話もせず、仕事も大してしてない状況下においては、原因となるストレスが、サラリーマン時代に比べ激減してしまった。

なので、毎日夜10時を過ぎたら、眠くて眠くてしょうがなくなり、布団に入るやいなやぐっすり朝まで眠ってしまうようになったのだ。もっとも、40代が終わって晴れて50になってしまうと、朝も4時くらいになると、目が覚めてしまい、熟睡感とか二度寝をしてぐっすり感を楽しもうなどということもなくなってしまった。そういう意味ではちょっと寝不足感はあるものの、平均して6時間は眠っているので、もはや不眠症社長などという名前は、返上しなければならないし、とんだフェイクブログになってしまっているとも言える。

本当はもう少し仕事があると、生活も楽になり、仕事に対する充実感も高まるのであるが、そうなるとストレスが増し、不眠症に逆戻りとなりかねない。ここのバランスというのは難しいものである。

それにしても、人とコミュニケーションをとるのが嫌いであれば、この仕事は大変良いのである。朝5時に起きて、娘と自分の弁当を作り、ランニングをして、シャワーを浴びて、朝ご飯を食べる。それからNHKの朝ドラを見てから、仕事に取り掛かる。自宅なので、もちろん出勤もない。昼になると、10分間瞑想をして、弁当を食べてから、午後の仕事を行う。18時半まで仕事をして、軽い筋トレをしてから、家族みんなの晩御飯を作る。晩御飯を食べて、本を読んだり、ドラマを見たり、忙しければ仕事をして、22時か23時になったら寝る。

仕事中は、お客様と打ち合わせをすることもあるが、まあほとんどないので、誰とも話さないことが多い。電話も、なんたらホールディングスの営業電話以外はかかってこない。一人社長なので、何をするにしても、自分で決めればいいし、パソコン買うのだって決済なんてとる必要もない。嫌な仕事だったら、思い切って断るというのだってOKだ。もちろん、わずらわしい部下もいない。

もっとも、週末も、祝日もずっと仕事をしていることが多いのだが、要するにこれは誰の指図も受けず自分でやりたいように仕事をしているので、まったく苦ではない。

しいて言えば、売り上げが少ないので、それは大きなストレスとなりかねないが、まあ何とかなるさと思ってやっていけば、そのストレスより、仕事コミュニケーションストレスからの解放の方が有益性が大きく、精神的にも百薬の長なのである。

一人法人の社長などという、素晴らしい仕事に巡り合えたことに感謝しつつ、でもやっぱりもう少し売り上げがあがればいいのになあと思う今日この頃である。

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