2024年1月19日
毎年恒例の年末調整。源泉所得税納期特定の締め切りぎりぎりになってしまったので、もっと余裕をもって行わなければならない。←昨年と同じ感想。学習能力というものがない。
過去の記事
年末調整の過去の記事。基本は昨年と同様だが、再度書いておく。
年末調整の書類作成
フリーウェイ給与で作成。
トップ>年末調整メニュー>年度選択
「給与所得の源泉徴収」で、
- 給与所得・退職所得に対する所得税源泉徴収簿
- 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
- 給与所得の源泉徴収票・給与支払報告書(個人別明細書)
を作成。上にある「家族情報入力(**年分)」を先に作成しておく。基本はデータ読込でよい。
「その他の帳票」で、
- 給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表
※役員で報酬が規定以上あれば源泉徴収票を提出する必要があるので、該当欄を確認。 - 給与支払報告書(総括表)
を作成。
作成した書類は印刷して保管。
「電子申告データ作成」で、
- 給与所得の源泉徴収票等の法定調書(及び同合計表)(平成28年1月1日以後提出用)
→ xtxファイル
※なぜか源泉徴収票のデータが出力されない。後でe-Taxで手で作成。 - 給与支払報告(**市) 市区町村コード:**
→xmlファイル
どちらもファイル出力する。
年末調整の書類送信
給与支払報告書
eLTAXで市へ送信するデータを作成する。PCdeskを起動し
メインメニュー>申告に関する手続き>申告データの照会・編集
「取り込み」>地方税>ファイル選択から先程のxmlファイルを開く
内容チェックして署名、送信。
給与所得の源泉徴収票と給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表
e-TAXソフトを起動し、
・作成>申告・申請等
「組み込み」>先程のxtxファイルを開く
・前述のとおりフリーウェイ給与から源泉徴収票のデータが出力されなかったので、追加で作成。
内容チェックして署名、送信。
※法務局の電子証明が毎年更新のため、昨年登録済みのものと合わないというエラーが出る。しかも、送信してからでないとこのエラーが出ない。署名する段階でエラーを出してくれればよいのだが。。送信後エラーになると、もう一度書類を作り直さなくてはならないので、非常に面倒だ。国税庁様よ、改善しておくれ。次回から事前に要チェック。
固定資産(償却資産)申告
eLTAXで申告する。昨年はパソコンを買い替えたので、固定資産に登録。
PCdesk>申告に関する手続き>申告データの作成>固定資産税(償却資産)>増加資産/減少資産申告
耐用年数は4年。
作成して署名、送信。
次回はおそらくプレ申告データが送られてくるはずなので、それを使えばよいか。
所得税徴収高計算書
昨年7月から12月分の納期特例の源泉所得税の申告。これはe-TAXで作成して送信。
e-TAXソフト>作成>申告・申請等
「新規作成」>申請・届出、源泉所得税>徴収高計算書関係>給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書(納期特例分)
ただし、還付金があったので、該当欄に記載。
これは署名不要で送信。
引き続きインターネットバンキングにて支払。
※還付金は、12月分の経理仕訳に追加。源泉所得税の預り金から未払い役員報酬に振替。
電帳法
年末調整と納税関係の書類は電子帳簿保存しておく。
まとめ
なんだかんだで半日くらいかかる。もうちょっとすんなり行ってくれればよいのだが。。すべてのお役所書類を統一的に扱える申告システムを開発してほしいのよ、デジタル大臣よ(毎回同じことを言っている)。