【仏教用語】摩訶止観と瞑想

NHK「こころの時代」 瞑想(めいそう)でたどる仏教〜心と身体を観察する (6)「心を師とすることなかれ」

で出てきた摩訶止観の瞑想についてメモ。

瞑想時に心に浮かぶ煩悩をどう対処するかについて。

  • 煩悩ー治法
    • 貪欲ー不浄観
    • 瞋恚ー慈悲観
    • 愚痴ー十二因縁の確認
    • 等分ー念仏
  • 思覚ー入息出息観 (あれこれ考えてしまうとき)
  • 業相境ー十乗観法 (過去の体験が報いとして現れるとき)
    • 観不思議境 (極小から極大まで宇宙実相、一念三千)
    • 発真正菩提心 (起慈悲心。慈悲を実践)
    • 善巧安心止観 (人生を達観)
    • 破法遍 (心の執着をすべて取り除く)
    • 識通塞 (是非、善悪の正しい価値判断)
    • 道品調適 (修道品。止観成就の程度をテストする)
    • 対治助開 (上記ではうまくいかない者は、六波羅蜜などで妨げを対治する)
    • 知次位 (増上慢をはらい卑下慢であきらめず努力する)
    • 能安忍 (最後の誘惑の魔にかからないよう心を安定する)
    • 無法愛 (真理に対する愛着をも断ち切る)
  • 魔事境 (幻覚を見るとき)
    • たいてき鬼(小さな妖怪、夜叉)ー把握する
    • 時媚鬼(十二支)ー把握する
    • 魔羅鬼(恐ろしい魔)ー叱りつける、観察する、拒む
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