サンスクリット語ローマ字エディタを作ってみた

サンスクリット語のローマナイズされた文章を書く際に、ドットやダッシュなどの記号がついたアルファベットを表記する必要がある。通常のエディタでは変換がなかなかできないので、普通はどうしているのだろうと調べてみたが、皆それぞれなようでどうもしっくりくるものがない。

ホットキーを使ったり、Unicodeを直接打ったり、LaTeXを使ったり、少し面倒な感じだ。これらの文字を記述できるサイトも紹介されていたが、特殊文字はボタンで入力するようになっていて、キーボード入力だけで軽快に打てない。KH式などから変換するようなシステムがありそうだが、初学者ではパッと調べた感じよくわからない。

で、無ければ作った方が早いということで、自分で扱いやすいようなローマ字入力のエディタを作ってみた。

サンスクリット語などのローマナイズされたアルファベット文字やデーヴァナーガリー文字を表記するためのエディタです。記号付きローマ字やデーヴァナーガリー文字に変換できます。キー操作だけで簡単に変換できる軽快なエディタです。ダウンロード不要で無料で使えます。

変換表に従い入力して、[shift]+[スペース]で変換できる。簡易的だが楽に打てる。

変換は、以下の東京大学のページにあるTF方式を参考にさせていただき、扱いやすいように少し変更した。http://www.l.u-tokyo.ac.jp/indlit/ut-skt/sanskrit.html#kensaku

世の中には、もっと一般的な入力システムがあるに違いないが、とりあえず作ってみた。そのうちデーヴァナーガリー文字なども入力できるようにしたい。

追記(2020年3月14日)

デーヴァナーガリー文字への変換ができるようにしました。

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