何を血迷ったか前期に法人税をたくさん納めてしまい初めて法人税の予定申告を行うこととなった。個人事業の時はやったことがあるが、法人になってからは初めてである。いつものように備忘録を残しておく。
予定申告は、期初から6か月を終わって2か月以内に済ませなければならない。中間納税は、次の3つ。
- 法人税
- 県民税・事業税
- 市民税
消費税は予定申告の最低ライン以下だったので今回はなし。
申告・納税の参考にしたのは、いつも使わせていただいている全力法人税の以下のサイト
法人の中間納付・予定納税を電子申告する方法|法人税・消費税・地方税
いつも本当にわかりやすくまとめていただいていて、とても参考になる。
法人税
予定申告の期限の月の初めにe-Taxからお知らせが来る。
e-Taxのメッセージボックスからお知らせを開いて「申告書作成」で申告書を作成。特に修正などなく、署名して送信。
あとは、いつものようにそのままインターネットバンキングで納付。
県民税・事業税
申告期限の前の月の中旬ごろeLTAXからお知らせが来る。
eLTAX(PCdesk)のメッセージにプレ申告データが来ているので、「作成」で申告書を作成。
注意点は、上記サイトにあるとおり、前事業年度の明細が抜けているので、前年度の第6号様式から転記する必要がある。全部入れといてくれればよいのに、微妙に手間。
申告書ができたら署名して送信、納付情報発行してインターネットバンキングで納付。
市民税
上記サイトとは違って、申告期限の前の月の中旬ごろeLTAXからお知らせが来た。
同じく、eLTAX(PCdesk)のメッセージのプレ申告データから「作成」で申告書を作成。
こちらは特に手入力の必要はなくそのまま作成完了。申告書ができたら署名して送信、納付情報発行してインターネットバンキングで納付。
中間納付の仕訳
中間納付の仕訳だが、ネットで調べるとどのサイトも仮払法人税等の科目で処理しているようだ。しかし、全力法人税ではこの仕訳に対応していないようで、
中間納付は「法人税、住民税及び事業税」科目を使って費用計上
で処理するようになっている。
もし還付があったら翌期に雑収入で処理するらしい。ここは全力法人税様の御意に従い処理する。
まとめ
申告、納税自体は特に苦も無くできた。お金が出ていくのは気持ちのよいものではないが、結局は今期の確定申告で相殺されるので、特に問題はないのだ。